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現場における最大のリスクは労働災害です。住団連は平成21年3月に「低層建築工事におけるリスクマネジメント推進アクションプログラム」という報告書をまとめています。これは厚生労働省の労働災害防止計画に沿ったものであり、住宅(低層建築物)を対象として労災のリスクマネジメントのガイドラインを提示したものです。リスクマネジメントとは、労災の発生源や発生要因を分析し、現場における事故リスクを回避もしくは低減化することを目標としてプログラム化することをいいます。従って、現場におけるリスク・マネジメントとは工事における不測の災害に対して予め対策を立てておく管理手法ということができます。
また、こうしたことを1つの現場終了毎にデータ化し分析を行うことで、KY(危険・予知)活動の徹底などにつなげていくことをリスクアセスメント、と呼んでいます。厚労省はこのリスクアセスメントの実施の徹底を呼びかけています。
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