C.木造住宅の工程管理

04.外部足場掛け

SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012

5.各種表示

   工事現場において、道路に面して、認識しやすい位置に、法で定められた3つの項目を掲示する必要があります。
 建て主や設計者、施工者、確認済みであることなどを表示する、建築基準法による確認済票、施工者の建設業許可の状況を表示する建設業の許可票、工事現場において労災保険に加入していることを示す労災保険関係成立票といった法定の表示を行います。
 法定のもの以外に工事の予定表や自社のポリシーといった表示を行ったり、自社のパンフレット等を設置したりすることも、近隣に対する情報開示として有効です。
 落下や飛散防止の目的で足場にメッシュシート等を取り付けますが、自社のマークやメッセージを込めたシートを視認されやすい位置に設置することで、近隣に対してのアピールや現場の存在感を増すことができますので、作成・設置を考慮します。
 自主検査としては、法定看板は忘れないよう、工事が始まった早い段階で設置します。