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アルミサッシに使用するガラスは、組み上がった状態で納入されるのが一般的なため、現場においてガラスに関する施工は発生しません。建物の仕様を確認し、防火性能、断熱性能、型ガラス、透明ガラス、ペアガラス、シングルガラス等、必要とされる性能のガラスが組み込まれているか確認を行います。
木製枠や、コンクリート枠等にガラスを入れシーリングで押えて取り付ける場合は、ガラスが下枠部分に接しないようセッティングブロックを設置し、その上に載せるようにします。ガラスの垂直等を確認し、シーリングしろを確保します。シーリングが三面接着にならないよう、バックアップ材やボンドブレーカをシーリングしろの底に配置し、マスキングの後にシーラー剤等を塗布し、指定の時間養生した後にシーリングを充填します。シーリング用のへらで余分なシーリングを除去し、マスキングをはがして完了です。
ガラスの保管は、破損の危険があるため、原則として現場では行いません。仮置きの場合でも寝かさず、立てかけておき、転倒しないよう固定します。
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