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設計図書より、壁と軒裏の取り合いを確認したうえで、納まりに応じたタイミングで施工します。外壁と軒裏の関係性は、外壁材を軒桁部分まで張り上げる場合と、軒天井部分で留める場合で異なります。外壁材を軒桁まで張り上げる場合は、外壁部分が防火ラインとなりますので、内装側の小屋裏にも防火仕様が求められます。これに対し、軒裏部分で防火ラインを構成した場合、小屋裏部分での防火構造は必要ないものとされています
鼻隠やケラバと外壁の間に軒の出にあった野縁を組み、軒天井の下地とし、仕上げ材を張り上げていきます。防火地域、準防火地域、法23条地域など、地域によって、防火性能の必要性は変化します。
軒裏換気孔については、防火地域あるいは準防火地域においては、ダンパー付きの換気孔を使用するなど、防耐火性能に留意します。
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