B.木造住宅の施工計画
07.専門工事業者の選定と発注
SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
2.仕様の施工が得意である(金額、部材含め)
設計の仕様によって施工品質のムラは避けなければなりません。ものづくりは人の手から作られる理由から、その仕様を得意・不得意とすることは必然です。専門工事業者はどの程度の施工が可能かといったことを、現場監督は見極めておく必要があります。それに対価として賃金(値決め)を支払うことが妥当となり、品質の確保が施主の満足に繋がっていきます。計画の段階では、求める工事が得意か否かを、見極める材料が足りない場合は他の建築現場へ出向き、その工事業者の仕事を予め見ることで、この工事に当てられるかを検討できます。