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十分乾燥し、清掃された下地にプライマーの塗布を行い乾燥後、1層目の防水ポリエステル樹脂に硬化剤を添加、撹拌し、指定された塗布量(800g〜1kg/u等)を守って塗布します。吸い込み量が多い場合は、再度塗布します。
凹凸部や立ち上がりから、防水ポリエステル樹脂をローラーで塗布しながら、空気が入らないようにガラスマットを貼り付けて行きます。この工程を2回繰り返し、2枚重ねとします。ガラスマットの継ぎ手はほぐして重ね合わせます。
硬化乾燥後、重ね合わせや表面の凹凸をサンダーやカッターで平滑にします。
トップコートに硬化剤を添加撹拌し、狭い部分は刷毛で、平部はローラーで塗布します。滑り止めを施す場合は、珪砂をトップコート硬化前に振りかけるかトップコートに混入して塗布します。
施工後、24時間以上の養生期間を取り、硬化を確認します。
自主検査としては、FRPの白濁や下地からの浮きがないか確認します。白濁や浮きがある場合は該当部分を削り取り、防水工程を再度行います。
工程管理のポイントは、ルーフバルコニーの場合、屋根となるので、上棟後できるだけ早い時期に施工されるよう工程を組みます。また、下地が濡れてしまうと施工ができないため、雨の影響を考慮に入れます。
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