Ｂ．木造住宅の施工計画

１１．資材の保管

SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012

２．資材の養生

　使用時期に品質を維持した状態であれば適切に資材として扱えます。スムーズに工程管理を実行するにあたって現場に資材を予め搬入しておくことが必要です。工程に沿い資材がきちんと揃っていればいいことになります。必要資材があれば手待ちが無くなり順調に工事を進行することが可能になりますが、工程に先立ち搬入をしますので養生の仕方を徹底しなければなりません。
　現場には多数の工事業者が出入りしますし、多数の資材を現場に置くことがあります。工事業者別や資材種別などどの資材はどこの置き場に保管してどのように養生をして表示するかを仮設計画書に定めて、現場では置き場や養生方法を明確にするよう看板を掲げ工事業者や施主に対しても分かりやすく表示するようにします。