 |
|
瓦の品質は、JISに適合するもの又は同等品を使用します。
瓦の働き幅を考慮し、設計の段階で割り付けを行います。割り付けによって、軒の出やケラバの出が変化します。割り付け図から、瓦桟の取り付け間隔や瓦の取り付け位置を墨出しします。
軒先水切り、ケラバの水切り、本谷、捨て谷の板金が施工してあることを確認して、15×18mm程度の桟木を取り付けていきます。
軒先瓦から葺き始め、頂部まで葺き上げたのちに隅棟、本棟をのせます。
瓦の留め付けは、ステンレス釘やステンレスビスで、軒瓦、袖瓦、谷縁瓦は1枚ごとに留め付けるか緊結します。引掛桟瓦は、軒およびケラバから2枚目通りまでを1枚ごとに、その他の桟瓦は、のぼり2枚ごとあるいは千鳥に留め付けます。棟積みは、のし瓦を相互に緊結し、一枚ごとに棟補強用金物や2条の結束線で緊結するか、釘やビスで留め付けます。
葺きあがった後、棟包み板や雨押えを取り付けます。
自主検査としては、瓦の重なり部分に隙間がないか、通りが良いか、清掃されているかを確認します。
|
|