工務店は「在宅避難」への備えを顧客に勧めよう

【 №1】11. March. 2016


01 「避難所」避難ではなく「在宅避難」が求められている

大震災というと小中学校の体育館に設けられた避難所でのプライバシーのない難民のような避難生活と、震災後数週間後に建設が始まる応急仮設住宅での、狭く、しかも夏は暑く冬寒い生活を想像する人がほとんどである。この避難所と応急仮設住宅といった制度が始まったのは、1947年10月18日の「災害救助法」からである。戦争直後にあっては、避難所も応急仮設住宅もありがたいものであったに違いない。しかし、それからすでに70年が経とうとしている。大震災後の被災者救助に求められるものも、1995年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越地震、2011年の東日本大震災を経て、大きく変わってきている。

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【目次】

01 「避難所」避難ではなく「在宅避難」が求められている
02 工務店は、顧客に「在宅避難」の準備を勧めよう
(1)避難所に行けば何とかなると思っていないか
(2)家具などの転倒防止
(3)在宅避難のための被災後の掃除用具
(4)在宅避難のための調理・加熱器具
(5)在宅避難のための日常備蓄
(6)飲料水とコック付きの20リットルポリタンク
(7)抗菌消臭トイレ処理セット
(8)トイレットペーパー
03 SkypeなどIP電話での緊急連絡窓口
04 「在宅避難」料理教室
(1)鍋で炊くご飯とレトルトカレー
(2)鍋で炊く焼き鳥缶で炊き込みご飯
(3)茹でずにスープパスタ
(4)茹でずにナポリタン・スパゲティー
(5)茹でずに炒める焼きそうめん

 


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