民家移築再生の現場から木造の木組みと現在性を考える

 大沢匠さん(㈲O設計室 所長)は、古民家再生にその設計フィールドを定めて活動する建築家です。彼の民家再生のための活動は古く、民家再生「住みつなぐ家」という理念のもとに、民家現地再生、民家移築再生、古材利用などに関わっています。
今回は猛暑の中、この大沢さんが監修する川崎市宮前区の民家移築工事の現場を見学しました。
その規模、使用されている材料、甲州大工の伝統構法技術に驚嘆しつつ、現代の住宅として求められる性能や現行法に対応するための工夫、さらにこだわりの左官工事など、見どころ満載の見学会となりました。