『大工で勝つ』


大工の育成・定着は工務店業界の喫緊の課題であり、そのためには週休二日、有給休暇などを含めた「働き方改革」が急務であることから、法的な基盤整備が現在進行形で具体的に進みつつあります。しかし一方で、大工の社会保険加入や評価体系とそれに見合った賃金等、まだまだ議論が必要な課題も多く残されています。
建設キャリアアップシステムは、こういった大工を巡る問題解決への切り札となり得るのか。
4月のワークショップでは、長年にわたり大工技能者問題に実践的に取り組んできた、(株)鈴起建設(名古屋市)の鈴木貴雄氏に、詳しく解説をいただきました。
また、建設業法、企業評価制度、インボイス制度、石綿障害予防規則の改正など、工務店業界と関連の深い法制度等の要点を総ざらいし、対応に抜けがないか、今後どのような対応が必要かなど、自社の対応策の総点検を行うワークショップとなりました。