避難所で長期に過ごすための道具

【 №4】May. 2016


01 体育館などでの長期避難では、プライバシーと音の問題が大きなストレス

 小中学校の体育館などでの長期にわたる避難生活では、一人ひとりの居場所が狭く、しかも仕切られていないことから、そこでの生活のストレスは大きい。
 避難所での生活に対する不満の第1位は、「生活空間の広さ」である。避難所運営計画では、災害発生時には3.3 ㎡あたり最大4名が収容されることになっている。これだと横になるのも難しい。座って一夜を過ごすといった広さである。
 1人当たりの面積(通路や共用部分を含む)は、避難所を出て他に移る人がだんだん多くなっていくことから、1週間後には1人約1 ㎡、2ヵ月後には1人約2 ㎡、3ヵ月後には1人約3 ㎡と広くなっていく。

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【目次】

01 体育館などでの長期避難では、プライバシーと音の問題が大きなストレス
02 パーテーション
03 ベッド
04 室内テント
05 避難所で長期に過ごすために個人が用意できるもの

 


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